生産技術

創意工夫が大事。問題意識を持って
解決策を考える人を求めています。

生産技術 2007年入社
島貫健太

設計写真1

生産技術の仕事について

生産技術は試作品製作のほか、効率的な作業環境を実現する為の改善分析、新設備の導入検討を担っています。良い製品をどれだけコストダウンして提供できるかを検討する事が主です。
業務内容は大きく分けて4つあります。

①手順書・治具:
生産ラインに作業書(手順書)、治具を作製します。治具とは商品を量産する時に、部品や加工箇所を指し示すことで、制作者による仕上がり等の個人差を防ぎ、作業効率向上を促進する為の器具です。

②検証:
新規導入する設備や資材において、製造過程で製品の品質を 低下させることなく製造できるか検証・評価します。

③設備保全:
工場内の設備が止まらないよう、補修計画を組みメンテナンスをしています。

④IE(Industrial engineering)改善活動:
当社では、職種に関係なく作業時間を短縮するための意見を交わす場をつくり、その場で出たアイディアを取り入れ実践しています。そのためには、事前に問題の原因(作業時間が掛ってしまう原因等)の分析が必要です。その分析の統括を生産技術で行っています。
また工場内で月に一回、IE改善活動報告会を行っています。その報告会では、現場作業者が報告資料を発表しますが、生産技術では必要な分析データの提供や、各種アドバイスをしています。

苦労体験、嬉しかったエピソード

アクリルの物性や、設備についての知識を頭に入れるのに1年掛りました。例えば、新しく接着剤を導入する際に、接着剤の物性や原料に何を使っているか基礎知識が無いと、業者と話していても話についていけなくなり、質問もできません。
提案する上でも材料の物性や設備と基礎知識のインプットが必要です。そのインプットしなければならない情報が幅広いため時間が掛り苦労しました。知識が無いと問題が起きた時に対処もできません。
それぞれの知識の習得には時間も掛かり苦労しましたが、やがて生産の方にアドバイスができるようにまでなりました。それにより信頼関係が強くなり、技術的な相談をよく持ちかけられるようになりました。苦労して勉強したことが活かせ、そのような事が喜びに繋がっています。

就職活動中の皆さんに一言

世に出回っていない製品を間近で見られて、その製造に携われることは喜びです。
入社するまで、新商品の開発には経験豊富な社員しか携われないと思っていましたが、問題意識を持って、解決策を考える人なら従事できます。自分も専門外で最初は何も分からないところからのスタートでした。新しい製品の開発に携わりたい人や、問題の分析が好きな人なら楽しんで仕事が出来る部署です。

1日の流れ

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